手積み用麻雀牌コレクション①
大変ご無沙汰しております。
ここのところなんやかんやの理由で全く雀荘戦を打てていません。ということはつまるところ、雀荘戦をテーマにしたこのブログのネタも無いということであり、ずっと更新が滞ってしまいました。
これではマズイと思い何か書こうとはするのですが、ネタがないのは相変わらず・・・。
ということでここはひとつ趣向を変えて、手持ちの手積み用麻雀牌コレクションの紹介(自慢)でもしてみたいと思います。
全自動卓の普及でめっきり需要が減った手積み牌ですが、手積み牌には自動卓用の牌にはない個性、質感、美しさがあり、メーカー・ブランドごとに様々な特徴の違いが表れていて、とても面白いです。
記念すべき第一回目は、一番のお気に入りのこれ。
■牌データ
メーカー:ミズノ丸一
品名:天山
サイズ:縦25.7×横19.0×厚さ16.8(mm)
重量:16.3g/個
背色:黄土色
■ケース
材質:茶レザーハードケース
点箱、牌ケース:赤ラシャ貼り
ケースは至ってスタンダードなタイプですが、作りは非常にしっかりしています。
手に持ったときに感じるずっしりとした重量感が心地良いですね。
ケースを開けるとこんな感じ。ちなみにこれ、ほぼ未使用品です。
なぜかというとあまりに気に入りすぎて、実際使う用に同じのをもう1セット持っているからです。そちらは背色が黒となっています。
こちらが牌の外観。手積み牌のフォントは様々ありますが、これは最もスタンダードなタイプに近いものとなっています。
よく見ないと分からないのですが、マンズの数字部分の色は真っ黒ではなく、やや青みがかった黒になっていて、とても綺麗です。
また、ミズノ丸一の牌は、他のメーカーにはない、表面がしっとりとした独特の質感があります。
この牌の美点はなんといっても筒子に施された金彩色。美しい・・・。
使い込んでくるとこの金色が黒ずんできて、洗っても落ちなくなってしまうのが悲しいです。
それとこの牌の特徴としては、赤牌に「丸一」模様が施されているところ。盲牌する人などはこれによって判別できたりします。
僕がなぜこの牌を気に入っているかというと、前述した見た目の美しさももちろんあるのですが、なによりも牌のサイズ感・重量感がピッタリと手に馴染み、とても使いやすいからです。
牌のサイズは手積み牌としてはごく普通なのですが、独特の質感と1枚16.3gというやや重めの重量のおかげか、「牌が手に吸い付く」感覚を味わえます。
さてこのミズノ丸一というメーカーですが、5年ほど(もっと?)前に廃業していて、現在ではそのブランドの一部を大洋化学(大洋グループ)に譲渡しています。そしておそらくは中国製に・・・。
大洋化学製の牌も名称こそ同じですが質感がオリジナルとは程遠く、丸一ファンの僕としてはなんとも寂しい気持ちで一杯です。
今はもう事実上入手不可になったミズノ丸一の手積み牌、ずっと大事にしていきたいですね。